ボクノ一ト

無限開關( スキマスイッチ ) ボクノ一ト歌詞
1.猫になれ

作詞:大橋卓弥・常田真太郎
作曲:大橋卓弥・常田真太郎

そりゃあさ、君にあんなことを言われたら
僕だってやっぱり思うことはある
だけど僕は強く言えない
そのことを君は知ってるから、ああいう態度とるんだなぁ
それならばこっちにも方法はある
どうかこの思いよ届け!
君に呪いをかけて…そうだなぁ、猫になればいい
だけど二人の仲は今より悪くならないように

さっき出てった君が
こんなふうになって戻ってくるとはさすがに後悔するよ
僕の右手舐める君は
いつもの無邪気な顔で僕を見つめてる
このままでもいいかもとちょっと思うなぁ
どうせなら一緒に散歩するかい?

僕にも呪いをかけて!それなら解り合えるかも
それで二匹の仲も今より良くなるかもしれない

…だけどせっかく人として生まれたなら
僕が悪い方でいいから
やっぱり「ごめん」と言いたいなぁ

君の呪いを解くには…あぁ、どうすればいい?
屈託のない声で君が鳴くよ 涙が出てきた
泣いてもなんの解決にもならなくて どうすれば…
本当にごめんよ 何度言っても言い足りないほどに
その時君の声に呼ばれるように
なぜか
君が、帰ってきた


2.ボクノ一ト

作詞:スキマスイッチ
作曲:スキマスイッチ
編曲:スキマスイッチ

耳を澄ますと微かに聞こえる雨の音
思いを綴ろうとここに座って言葉探している

考えて書いてつまずいて消したら元通り
12時間經って並べたもんは紙クズだった
君に伝えたくて 巧くはいかなくて
募り積もる感情は膨れてゆくだけ
吐き出すこともできずに

今僕の中にある言葉のカケラ
喉の奧、銳く尖って突き刺さる
キレイじゃなくたって 少しずつだっていいんだ
この痛みをただ形にするんだ

何をしても續かない子供の頃の僕は
「これぞってモノ」って聞かれても答えに困っていた
そんな僕にでも與えられたものがあると言うんなら
迷い立ち止まった自分自身も信じていたいな
僕がいるこの場所は少し窮屈だけど
愛に滿ちた表情でぬくもり溢れて
そして君の聲がする

足元に投げ捨てたあがいた跡も
もがいている自分も全部僕だから
抱えている想いをひたすらに叫ぶんだ
その聲の先に君がいるんだ

耳を澄ますと確かに聞こえる僕の音
空は泣き止んで雲が切れていく

今僕が紡いでいく言葉のカケラ
一つずつ折り重なって詩(うた)になる
キレイじゃなくたって 少しずつだっていいんだ
光が差し迂む

この聲が枯れるまで歌い續けて
君に降る悲しみなんか晴らせればいい
ありのままの僕を君に屆けたいんだ
探していたものは、目の前にあった